|
年頭に思う
―― 中央集権体制の終焉 ――
新年明けましておめでとうございます。
姫路市民の皆様には、それぞれの感慨や抱負を胸に、新たな年をお迎えになられたことと存じます。
振り返って、昨年に起きた内外の出来事、特に政治経済の様相を眺めて感じましたことは、2011年(平成23年)をもって明治維新以来綿々と続いてきた日本の「中央集権体制」が終焉の時を迎えたということでした。これまで中央集権体制こそ日本国民の幸福満足度を最大化する政治システムであると信じられて来ましたが、2009年に政権交代があったものの東日本大震災をはじめ多くの政治的課題に対する政府の迷走ぶりや混乱、スピード感のない対応を目のあたりにして国民は、政府、国家への期待がはっきりと失望に変わった年であったと思うのです。
2012年(平成24年)をもって、日本の政治の流れに大転換がはかられることになるでしょう。その方向とは私が永年言い続けてきた「地方分権体制」へのシフトであります。日本列島下の地方自治体はもう迷うことなく、それぞれの地域地方に最適の地方分権体制を構築することにより県民、市民のしあわせの最大化を目指すことになるでしょう。もうこの分権潮流は誰も止めることは出来ないはずです。
加えて、さらにこの地方分権運動を加速させる方策として考慮されるべきは、①政治に優秀な人材が参加できる仕組みの構築。②国民の多様な価値観を反映させる選挙制度の導入。③国民の政治的関心を高める施策の検討。④スピード感のある政局運営の4項目です。
みなさまのご支援により県議会に席を置く私といたしましては、上記の年頭の思いを日々想起しながら、「県民のみなさまがより一層快適に住み、働き、憩うことのできる兵庫県」そして「姫路市」の実現を目指し、全力で取り組んで参る所存です。
年頭に当たり、今年が明るく希望の持てる年となりますとともに、皆様方のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
平成24年1月元旦
兵庫県議会議員
五島たけし
|